【口頭発表】加振試験による油入変圧器シール材の劣化評価手法の開発

<概要>
油入変圧器には各所にシール材が使用されている。シール材は長期間の使用により劣化が進行し, 油漏れが発生する可能性が高くなることから適切な時期にシール材を交換することが必要である。シール材の劣化を評価するためには, シール材を機器から取り外す必要があるが, 稼働中機器からシール材を採取するのは困難である。そこで著者らは構造物の強度評価等に用いられる加振試験に着目し, シール材の劣化評価への適用に関する検討を進めた。本報告では劣化評価手法の基礎的検討として, シール材装着溝を有するフランジ容器に角型リング状のシール材を装着したモデル構造物を対象に加振試験を行った結果を報告する。

令和2年電気学会全国大会(2020年3月)にて発表。

タイトル:
「加振試験による油入変圧器シール材の劣化評価手法の開発」
著者:
佐藤学, 小西義則, 長谷川真之(ユカインダストリーズ)
富永英明, 柳拓也(東北電力)

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