<概要>
油中ガス分析による異常診断では、アーク放電や部分放電などの高温熱分解に発生する特徴的なガスとしてアセチレンC2H2が重要視されている。実変圧器において、油中アセチレン濃度は減少傾向を示す場合があることが報告されている。本報告では、油中アセチレン濃度の減少は、アセチレンと変圧器材料との化学反応によると仮定して、一次反応の速度式で解析した結果を述べるとともに、アセチレンと反応する可能性がある材料として銅を選定し、再現実験を行った結果についても報告する。
石油学会第17会絶縁油分科会研究発表会(1997年6月)にて発表。
タイトル:
「油入変圧器におけるアセチレンの挙動」
著者:
大野高宏(東京電力)
石井敏次, 片山正美, 月岡淑郎(ユカインダストリーズ)
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