＜概要＞
当社では、変圧器の劣化診断を行う上で重要なパラメータである絶縁紙の吸湿状態を、絶縁紙を採取することなく、紙-油間の水分平衡から絶縁油中の水分量から計算によって推定する方法をこれまで報告してきました。本発表では、室温(22±2℃)における紙-油管の水分移動実験を実施し、計算のパラメータを最適化し、水分量推定精度を向上した結果について報告しました。

平成29年電気学会　電力・エネルギー部門大会(2017年9月)にて発表。

タイトル：
「油入変圧器巻線絶縁紙中水分量推定手法(その２)」
著者：
村上純一, 八重樫裕司(東北電力)
小西義則, 佐藤学, 長谷川真之(ユカインダストリーズ)

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