【口頭発表】衝撃破壊試験に基づく変圧器コイル絶縁紙の弱点部位の考察

<概要>
経年劣化が進んだ変圧器のコイル巻線に対して衝撃試験を行い、平均重合度(DP)とコイル絶縁紙の損傷限界を求めるとともに、コイル絶縁紙を観察してその形状的な弱点部を検討しました。その結果、ワニスが浸透されているコイル絶縁紙はDPに関係なく比較的小さい荷重で損傷するのに対し、ワニスが浸透していない絶縁紙は、DPの低下とともに損傷限界が低下することがわかりました。コイル銅線に周回された絶縁紙は重なり合う紙の端部付近で弱点部となるような破断位置を明らかにしました。

電気学会 電力・エネルギー部門大会(2013年8月)にて発表。

タイトル:
「衝撃破壊試験に基づく変圧器コイル絶縁紙の弱点部位の考察」
著者:
小西義則, 加藤雅道(ユカインダストリーズ)
林義一郎, 加藤理(電源開発)

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